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ソニー、非接触IC技術「フェリカ(FeliCa)」の海外展開強化へ

ソニーフェリカ」の海外展開強化へ
NHK】 2014/07/17 15:59

ソニーはカードやスマートフォンをかざすだけで電子マネーの決済などができる独自の通信技術「フェリカ」の普及を図るため、海外の規格にも対応した新たな技術の開発を進めることになりました。

ソニーが17年前に実用化した通信技術「フェリカ」は、専用のICチップを搭載したカードやスマートフォンをかざすだけで、簡単に電子マネーの決済ができることが特徴です。

国内では、いわゆるお財布携帯の機能や「Suica」など鉄道のIC乗車券でこの技術が広く使われていますが、海外では別の通信技術との競争で思うように普及が進んでいません。

このため、ソニーは、アメリカやヨーロッパでの普及を図るため、海外の規格にも対応した新型の通信技術の開発を進めることなりました。

近く大手電機メーカーの「東芝」や韓国の「サムスン電子」と共同で、この通信技術に対応したICチップの生産を始めることにしています。

このほか、来年にも電子マネーの決済機能を腕時計型のコンピューター端末に搭載する計画で、独自の通信技術 「フェリカ」の普及を一層進めたいとしています。

 

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201407/14-0717/

 

こういう技術の普及は改札機など、機械の普及も大事になるので中々進まない。そもそも、欧州では自動改札機は一部の都市だけで、後はだいたい駅員が切符を切っている。富士通が提供する「世界の車窓から」をのんびり眺めているとそんな感じがしないでもない。

 

日本と海外では事情が異なるので、日本勢が欧州に進出しても、だいたいは撤退になることが多い。シャープも撤退するかどうかのニュースがあった。