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Appleの時価総額「6696億ドル」 ロシアの全上場企業を上回る

Apple時価総額がロシアの全上場企業の時価総額を上回る!
2014年11月15日 9時16分 iPhone Mania

Appleの株価はここ最近、高値の更新を続けており、同社の時価総額は6,696億ドル(14日終値ベース、約77.8兆円)に達しています。 この時価総額がロシアの上場企業の時価総額を上回ったとブルームバーグが報じています。

Appleは好調、ロシアは不安定

 

ロシアの株式市場に上場する企業の時価総額は11月12日時点で5,310億ドル(61.6兆円)となり、これは1年前から2,340億ドル(27.1兆円)も低下しています。
これはロシア全体を取り巻く環境(ウクライナ情勢や経済制裁、原油安)の問題が要因とされています。
また国営企業コーポレートガバナンスの弱さ、資産保護に関する法整備の遅れも投資家からロシア市場を敬遠させているとのことです。

一方でAppleは業績が好調であるだけでなく、ティム・クックCEOは株主への利益還元に積極的であり、 また米国は法律的にも資産保護が明確に規定されていることなども時価総額の上昇を支えているとされています。 このような環境のもとでApple時価総額は一年で1,470億ドル(17兆円)増加し、12日時点で6,520億ドル(75.6兆円)に達しています。

ロシア国民全員にiPhone6 Plusを配ってもお釣りがくる
Appleとロシア株式市場の時価総額差は11月12日時点で1,210億ドル(14兆円)となっています。この差はSIMフリー版のiPhone6 Plusをロシア国民全員に配布できる額になります。 非現実的な例ですが、物凄い差になっていることはわかります

 

(http://news.livedoor.com/article/detail/9471022/)

 

これは時価総額なので変動することもあるのだが、アップル1社にロシアの全上行企業がまけるというのはさすがに驚いた。実際、ロシアはウクライナ問題で投資が冷えこんでいることはある。アップルはジョブズ氏がいなくなれば、数年で衰退すると述べていた人物は今のアップルを見てどう思うんだろうか。その予想は大きく外れているわけだが、既に日本ではIPhoneを持っていても珍しくもなんともなくなった。

普通になった商品ほどつよいものはない。しかも、100円の袋菓子でもなく、スマートフォンという高額商品である。