家電ニュースでわかる日本の経済事情のブログ

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【電気機器】パナソニックが茨木工場の土地売却検討 プラズマ事業の資産処分で

パナソニックが、プラズマテレビ向けパネルの開発拠点だった茨木工場(大阪府茨木市)の土地約12万平方メートルを売却する方向で検討に入ったことが18日、分かった。不動産会社を通じて一部をヤマト運輸が賃借する案があるほか、茨木市なども取得に関心を示しているという。

プラズマ事業からの撤退を決めたため、関連資産の処分に着手する。 茨木工場は2001年からプラズマパネルの生産を始めたが、08年度には尼崎工場(兵庫県尼崎市)に生産を移管し、薄型テレビの組み立てやパネルの開発を手掛ける拠点となっていた。 約500人いる従業員の大半は、液晶パネルを生産する姫路工場(兵庫県姫路市)に異動させる。茨木工場は、1958年にブラウン管カラーテレビの生産拠点として操業を開始した。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140218/biz14021812010011-n1.htm

 

今、日本の家電産業は事業の再統合する時期に来ている。もっとも、地デジ需要が過ぎた今、テレビが売るのが難しい時代において、テレビの技術が進歩している中での取捨選択といえる。

 

プラズマテレビだって十分な技術だった。その前のブラウン管テレビはもうほとんど消えている。今は4Kテレビの時代なわけだが、液晶パネル自体は安い海外産がどんどん入ってくる。パナソニックは一体何やさんを目指すのかといったビジョンが余り見えないので、これから何処に向かうかを決めていただきたい。