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各社苦戦の米国テレビ事業で船井電機が大躍進 通期最終益を90倍に上方修正

船井電機は4日、2015年3月期連結決算の業績予想を上方修正し、最終利益を
1千万円から9億円に上方修正した。

来年3月をめどにパナソニック子会社の三洋電機から北米のテレビ事業を引き継いで同事業を強化する一方、プリンターや医療分野にも力を入れて収益改善を目指す。

 

上方修正は、景気回復に伴って米国で年末商戦向けの液晶テレビの出荷が好調に推移し、 14年9月中間連結決算が改善したため。売上高は前年同期比で減収だったが、営業利益は約2・3倍に拡大。 円安で外貨建て資産の評価額が膨らみ、最終利益は約4・3倍の26億円となった。

三洋電機事業を引き継ぐ狙いについて、前田哲宏代表取締役執行役員大阪市内での
記者会見で「(米国市場は)競争が激しく、有力ブランドを増やした方が良いと判断した」と説明した。

 


各社苦戦の米国テレビ事業で船井電機が大躍進 通期最終益を90倍に上方修正 - SankeiBiz(サンケイビズ)

船井電機が利益を90倍に上方修正した。1千万から9億円になったわけだが、90倍と聞くと凄いが、元々、小さな会社だったのでそう見えるだけでもある。ちょうど、円安の風に乗って販売高を上げている。しかも、三洋電機事業も引き継ぐので,今後、米国市場で売上を伸ばすのは期待出来そうだ。

日本ではテレビ事業は衰退しているが、アメリカではまだまだ需要が見込めるということか。