ソニー、サイバー攻撃で遅れた連結決算を発表…売上高を90億円、営業利益を38億円それぞれ引き上げ、上方修正
ソニーは17日、映画子会社「ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)」が2014年11月にサイバー攻撃を受けた影響で会計や財務のシステムが使えず、開示を延期していた14年10~12月期連結決算(米国会計基準)を発表した。
2月4日に発表した推計値から、SPEが担う映画事業の売上高を90億円引き上げて2066億円に、営業利益を38億円引き上げて62億円に、それぞれ上方修正した。サイバー攻撃に関する調査・復旧費用には18億円を計上した。15年3月期の業績予想は変更していない。
SPEのシステムの一部は現在もダウンしたままで、完全復旧の時期は未定。
SONYもだいぶ復活してきている。それはいいのだが、サイバー攻撃に関する調査・復旧費用で18億円を計上したというのには驚いた。かなりの被害じゃないか。サーバー落ちただけじゃ済まないんだろうな。ネット接続社会が売上に直結している。ゲームや音楽のダウンロードだって、HPにアクセス出来なければ出来ないので1日、サーバーが閉鎖されている間の売上がないことになる。確かにそう考えるとそれだけの機械損失が出てもおかしくないか。