家電ニュースでわかる日本の経済事情のブログ

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コジマ単独税引き益58%減、15年8月期、増税後の回復遅れる…ビックカメラは純利益3%増、都市部の店舗が堅調

コジマは3日、2015年8月期の単独税引き利益が前期比58%減の4億4千万円になる見通しだと発表した。従来は前期比2倍の21億円を見込んでいたが一転減益となる。

 

 

消費増税以降、白物家電などの販売回復が遅れている。法人税率の引き下げに伴う繰り延べ税金資産の取り崩しも響く。不採算店舗の閉鎖や親会社ビックカメラとの仕入れ統合でコストを減らすが、補えない。

売上高は10%減の2360億円の見通し。従来予想(3%減の2540億円)より減収幅が広がる。店舗閉鎖の影響に加え、コジマの店舗は 地方に多く「都心部に比べ消費の回復が遅れる」(同社)という。訪日外国人の影響も限定的だった。

一方、ビックカメラは同日、14年9月~15年2月期の連結純利益が前年同期比3%増の48億円になったようだと発表した。従来予想 (5%減の45億円)を上回った

コジマの減収で、売上高は予想を下回り4%減の3934億円となったが、ビックカメラの都市部の店舗の堅調などにより、純利益は増えた。

 

http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXLZO8528019003042015DTA000

コジマ自体は減益となったが、親会社のビックカメラは十利益が増えたというニュース。コジマ電気はだいぶ店舗が少なくなった気がする。

ビックカメラは売上が出ている以上、まだ大丈夫だとは思うが、家電販売業界も中々大変のようだ。主力のテレビが売れない時代に突入していることも大きい。

東京五輪は2020年なので、後、数年もすれば需要が来るだろうが、その時は4k、8kテレビが主流となっていそうではある。どのみち、ここ数年は耐えるしかない。サッカーのワールドカップで日本がベスト16位以上にでもなれば、ワンちゃんはあるか。